POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

2020-05-20から1日間の記事一覧

どうでしょうか

本当は思ってたんですか 一度でもいいから 本当は思ってたんですか そのままがいいと 本当は思ってたんですか 一夏では少なすぎたと 本当は思ってたんですか このまま朝が来て欲しくないと 本当は思ってたんですか 誰にも言えなかったこと 思ってますか 心の…

シャツの襟

いつ買ったのか いつから付けているのか 無くても平気なのか 何色が好きなのか 分からないけれど 話をするたびに つけているから きっと必要なんでしょうね 次もきっとつけているでしょう

君には見えないうそ

ラの音が聞こえない ミの音が聞こえない どこかに落としてきちゃったかな 今から走ったら取り戻せる? 不安になるから もう聞こえなくていいよ だって僕をまっている間に 君には何も感じられないんだもの

ドアを閉める音

もう戻れない気がした 音は僕らを呼んでくれないと そんな気がした 不安な夜ならそれでもいいよ コーヒー豆買ってきてくれたらね 晴々とした君の顔を見れるならね 僕らはいつまでここにいるのかな 君が一番分かってるんじゃないかな

たぶん、それって

ふたりでいること ふたりがひとりになること ひとりがふたりになること 森の中で埋もれかけた日々を 誰かに教えること 見知らぬ誰かに 羨ましいと言われること 僕らは僕たちのままで ふたりきり それって、甘くて苦しいんだ だって、ぼくらふたりきり とろけ…

僕を

青い星を捕まえにきた 赤い星はもう君の手元にあるから 抱きしめて寝たらいい そっと抱きしめないと 崩れて粉々になって 手先から白い滴が溢れるから いいよって言うまでそっと、おねがい もしも粉々になっても 君の夢は僕は見るから 心配しないで眠るといい…