POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

こいのうた

人は恋をすると ふと誰かを想って眠れない夜を過ごす 寝返りをうって またうって 気付けば 午前3時を迎える 人は恋を知ると ふと誰かと幸せになった夢を見る 人は愛を知ると ふと涙が出るような夜を過ごす この涙はあなたは知らない 知らないことが ちょっ…

移り変わる

心が移り変わる 景色と季節と共に 心が移り変わる 目には見えない微かな光と共に 心が移り変わる 誰かが愛を知ったとき

会えなくなるのが恐かった

会えなくなるのが恐かった 歩き慣れない靴を履いて 森をかき分け 風を抜けて 息を切らして走った 途中 泉に落とした手紙 見上げた 大きな銀杏の木 ざわめく樹々の音 あなたに会えなくなるのが 恐かったから 息を切らして走った

春風が吹くとき

そっと春風が吹くとき あなたの心に春が来る そっと春風が吹くとき あなたの涙に虹がかかる あなたに手振って あなたに微笑んで 私は旅に出る 春風が吹く方へと

only

見つめたその先に あなたの瞳が映る どこを見ているの 何を話してくれるの ここは ふたりだけの時間ではないわ でも あなただけを見つめるわ そうしたら あなたもわたしだけを見つめてくれるの?

古い本

古い本を読む 今から100年も前の 古い本を開く 厳かな時間 古い本を読む 誰かが辿った 古い道のりを

途中経過 −しばしの休憩−

詩を書いていて 特に、これだ!といった こだわりはない。 でも、なんとなく自分の特徴があることに気付いた。それは、多義性をもつこと。 つまり、いろんな角度から読める詩。 100人が読んだとしたら、 100通りの解釈があっていいような詩が書けたらいいな…

青と赤のうた

気付いたら夕暮れ 赤く染まった街に2人の背中 ブレーキをかけながら 坂を下りてく スカートが風に揺れる 君の制服も風に揺れる 青い風に 何度も見た景色 赤い夕暮れに何度染まっても 私たちは 混ざり合うことを知らない 風は ぼくらをただ 急がせるんだ ただ…

しまう

考え方が似てしまう 物の見方が似てしまう 笑い方が似てしまう 言葉選びが似てしまう こんな私を笑ってしまう あなたが気づかぬ様に そっと胸にしまう

ハンカチ

忘れ物をした ハンカチを窓辺に置いてきてしまった でも それは未来のあなたへの暗示 泣かないようにと

What I am now .

今しか描けない絵があるのなら 今しか言えない言葉がある 今しか会えないひとがいるのなら 今しか感じれない時間となる There's never be another chance. I'm not interested in my past. I only care about what I am now.

ダンボール

箱の中に 詰められた古い思い出 ダンボール 折り曲がったプリント 色褪せた教科書 開くたびに タイムスリップするような あの時間

将来の展望は まだ 見えぬままと 旅人は言う 人生は旅だと 旅人は言う

きっかけ

私は物心がついたときから、絵を描いたり、詩を書いていました。 ときには歌をノートに書いて作って口ずさんだり。私の一部にはそんな子供時代があります。このことを知らないひともたくさんいるのかな。 それらを書き込んだ自由帳が何冊になったのか分から…

やさしいあのひと

やさしいあのひとが 強いのか 強いあのひとが 優しいのか わたしには分からないけれど きっと 側にいるだけで やさしい気持ちを 与えられるのならば それは あのひとの強さなのかもしれない

涙の雨

涙の雨に濡れないように 心の傘を開いて そっと寄り添えば 優しい時間溢れ出す あなたといれば 雨が止むの 虹がかかって 空に微笑むわ

少年の夏休み

夏に食べたかき氷 浜辺で割ったスイカの音 ちゃぷんと入れた足の音 海へとなびくさざ波の 夕焼け眺めた 帰り道 坂を下って 帰ろうか 貝殻リュックに 詰め込んで

はんぶんこ

温かいスープができたなら 2人で分けて飲みましょう できたてコーヒー注いだら 片手でミルクを入れまして そっと おまけに クッキーを 2人で分けて食べましょう。

風よ

時には迷いながら さまよいながら 歩き慣れた靴で 見慣れた景色の中で このみちをゆく 嗚呼この風は何処へ行くのか 私を連れて行ってくれないか 共に旅に出ないか 風よ

Spotlight

スポットライトが当たった先に 透視された未来が見えた 微かに揺れるかがやきが 確かに見えた その光が当たった人は 明日を生きる光となる

月とにらめっこ

月とにらめっこをしていた 窓から見て カーテン開けて 月とにらめっこをしていた 闇に隠れて 電気を消して 真っ暗な部屋 そこは宇宙 部屋が宇宙なのだから にらめっこしてもいいでしょう 私は宇宙 あなたは月 届きそうで届かない

伝えるだけ

ある人が教えてくれた 触れてはいけないよと また ある人が教えてくれた ずっとそばにはいれないよと でも たった1つだけ 伝えてくれた 本当はワタシを好きだということを こそばゆい 歯がゆい この想い

待つ

雪解けの水 春を待ちわびる人々の声 町中に響くざわめきが 寒さに耐えた木々の芽を 呼び覚ます 春はどこかと 老婆が聞いたけれど 分からないわと さくらの声 誰も知ることのない春よ 何を待てば春が来るのか 誰も知らない

生まれてはじめて

生まれて初めて作ったブログ。 ブログとはいうものの、私が書きたいのは 主に詩や文、等である。 さて、なぜそれらを書きたいと思うのか。 その理由はいくつか挙げられるが、1つの理由として、自分の可能性を広げたいからである。 詩や文を書くことを通して…