ぽちゃん、 どこに行くの、 どこにいたの、 この音が聞こえたら、 返事ができるかな、 ぽちゃん、 水が跳ねる音に あなたの声がする 微かに聞こえたのに もう忘れてしまった夏のよう 雨宿りして待っているから 今日も傘を忘れた小鳥が鳴いている ぽちゃん、 …
誰のために 歌えばいいのか 誰のために 踊ればいいのか 悩む鳥は ただ一つの青い空を 眺めるたびに 嘆き続けている 一つの願いが押し寄せたら 消えて 増えたら減って 音の流れが 美しくなるのを 待っているかのようだ 知らぬ間に 雲になってしまう鳥は そん…
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