2019-09-06 通らない道 poem もう2度と通ることのない道を行く 小さく咲く花も 君を輝かせた夕やけも ぜんぶ追い越して 通らない道を通り抜ける もう一度君に会えたら 何て声をかけようか もう少しここに居た方が 良かったのだろうかと 聞くだろうか この靴もあのサンダルも この道ですり減るほど 歩いて歩いて 走って転んで 何度かここに痛みを置いてきた もう通らない道よ 君は寂しくないか 僕は隣の街で 君を待っているから 恐くないんだ