POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

胸が光る夜に

もうどうしようもならないくらいの

ほんの一つの歌が欲しいのです

憧れていたものが湧いてきて

光の粒が落とされた日の夢が

欲しいのです

手に取れば懐かしく

鮮やかな音が欲しいのです

もうどうしようもならないくらいの

時間がやってくるのを待っています

虚しさが込み上げるほどの

茜色の空に瞬くあなたを

見つめるときに

鐘が響くまで