不安なことなど
不安なことなど何もないと
泣きながらここに帰ってくる
あなたのその背中を見ていると
私の方がなぜか泣いてしまうのです
不安なことなど消え去ってしまったと
そこら中に散りばめられた花の色を
見つめる度に
あなたに祈りを捧げたくなるのです
夜と夜の間を繋ぐちいさなひかりに
手と手を重ね合わせ
指と指の隙間さえ
愛おしく思える
あなたのその春の日のようなあたたかさは
消えることのないその不安に
寄り添って離れないものなのです
不安なことなど何もないと
泣きながらここに帰ってくる
あなたのその背中を見ていると
私の方がなぜか泣いてしまうのです
不安なことなど消え去ってしまったと
そこら中に散りばめられた花の色を
見つめる度に
あなたに祈りを捧げたくなるのです
夜と夜の間を繋ぐちいさなひかりに
手と手を重ね合わせ
指と指の隙間さえ
愛おしく思える
あなたのその春の日のようなあたたかさは
消えることのないその不安に
寄り添って離れないものなのです