2020-09-27 夜の深い底で 深くなった 夢の奥で あなたと踊った 時々はしゃぐあなたが 恋しくなって 愛おしくなって 少し隣で泣いた あなたは涙をぬぐった 触れた手のひらの温度が 柔らかくしなやかで 寂しがりやのあの人との夏を 思い出させた あれはいつの日のこと 遠い日のこと 近いあの人 会えないあの人 遠くでも近くでも ないところで待っていて 不思議でしょう こんな話をすると 蘇る気がするの 深い夜の底で あなたの色、 そして眠りの木が