2019-10-19 都会のマンション poem 一人で帰る道を 歩道橋の上から 独り 静寂を 探している いつの間にか 夢の騒音に かき消されていく 私の願い あなたの名前は なんだったかしら あなたの瞳は 青かったかしら 触れた指は 涙の川へと 流れたかしら 別に 寂しくはないけれど 思い出してしまう この黒の隙間に 淡い祈りを 詰め込んでみたいの ねえ それでもいいでしょうって