POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

あなたの行く路を

あなたの行く路は

薄らと雪が積もったような

冬の路ですかと

わたしが尋ねたら

 

あなたは

 

いいえ、わたしの行く路は

野原に咲く花をいつか花束にして

二人の愛しているひと同士が

その花束を送り合えるような路ですと

答えました

 

それからというもの

あなたと

わたしは

会っていませんが

 

きっとどこかで

晴れやかな季節と共に

限りない優しさを持って

歩いているのでしょう

 

少し悲しい

時間が経ったら

また来ますと

言ったあなたを

わたしは待っています

 

冬の星空が流れるころに

また

あなたの夢を見ます

 

それでは

あなたもいい夢を