2020-01-13 あなたの行く路を poem あなたの行く路は 薄らと雪が積もったような 冬の路ですかと わたしが尋ねたら あなたは いいえ、わたしの行く路は 野原に咲く花をいつか花束にして 二人の愛しているひと同士が その花束を送り合えるような路ですと 答えました それからというもの あなたと わたしは 会っていませんが きっとどこかで 晴れやかな季節と共に 限りない優しさを持って 歩いているのでしょう 少し悲しい 時間が経ったら また来ますと 言ったあなたを わたしは待っています 冬の星空が流れるころに また あなたの夢を見ます それでは あなたもいい夢を