POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

飛び降りる

何度も答えて

何度も震えた夢を

あなたは駆け足で自分の向こうへと

飛び降りる 

 

そこには誰もいない世界が

待っていても

 

白い花を抱いて

灰色の砂浜へ

せーので、ジャンプ

 

きっと夢が見れると思って

大きく、ジャンプ

 

遅くても早くても

しなやかでも

ごつごつしていても

 

あなたはそこへ飛び降りる

 

震えた地面の熱さが

足に染み入る時

手の中にいつの日か

あなたが無くしていた

かけらをもらう

 

そのかけらが

何度もあなたの涙を乾かすことを知らずに

あなたは手で包み込んで

 

また、息をする