2020-02-04 飛び降りる poem 何度も答えて 何度も震えた夢を あなたは駆け足で自分の向こうへと 飛び降りる そこには誰もいない世界が 待っていても 白い花を抱いて 灰色の砂浜へ せーので、ジャンプ きっと夢が見れると思って 大きく、ジャンプ 遅くても早くても しなやかでも ごつごつしていても あなたはそこへ飛び降りる 震えた地面の熱さが 足に染み入る時 手の中にいつの日か あなたが無くしていた かけらをもらう そのかけらが 何度もあなたの涙を乾かすことを知らずに あなたは手で包み込んで また、息をする