2020-08-29 夜を越えて 見知らぬ土地で 誰かと景色を眺め 意識を遠くに感じ 今夜もここで一眠り 震えた手に 鮮やかな花を持って あなたに捧げたい 渡せなかった花束を 胸にいっぱい詰め込んで 渡したい 今夜も本の栞、開きました あなたの影を追っていくうちに 胸の中にいるようです どうか、離さないように 夢の中で溢れる音が こだまする夜に溶け込む