POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

一度も離れなかったよ

一緒になって

一度も離れなかったよ

すぐそばにいて

忘れようとしても

そばにいようとしたこと

聞いてもらったこと

その温もりから

芽を出した日から

歩き出せると

昔のあなたは言うから

その道をくぐり抜けて

放つ光の中にいる

置いていかないよ

一緒にいこうよ

もうそこにいるあなたは

ほんの少し右足を伸ばした分だけ

あとほんの少しだけ

見た景色を鮮やかにしていく

隣の人の景色さえも

色をつけていく

ほら

隣の街のあなたが

こっちを振り向いた