POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

2019-01-01から1年間の記事一覧

いいよ

いいよ泣いて いいよ笑って いいよ行こうよ いいよ待ってるよ いいよそれ いいねそれも いいんじゃないそれで いいよありがとう もうね甘えちゃうから いいよねそれで

無い内緒

そんなこと言ってない 言ったけれど言ってない あなたは黙って頷いて 無かったことは嘘にして いつかまた会える時に 内緒の話を開きましょう

ささやか

誰にも言わないから 目を瞑って 誰にも言わないから 手を握って 誰にも言わないなら 渡したいけれど 誰にも言えないから 涙だけは拭って 誰にも言わないように 手で押さえて

抱きしめる

どれでもいいわ あなたの好きな色 匂い そして好きな形を 持って行って みどり色が 美しいっていう人もいたし 赤と白に黒を混ぜたような 形を選んだ人もいたわ 本当に不思議ね あなたはどれがいいか まだ選べないんだもの でもね 同じ色は 一度しか 抱きしめ…

フゥ船

遠くの岸まで行っちゃった 辿り着けるか 聞いてみて それでも 旗を掲げたら 島の1番の 船長さん

チョコパンふんわり白クリーム

クリーム チョコパン ふんわり クリーム クリームチョコパン クリーム ふんわり クリーム チョコパンクリーム クリームチョコパン ふんわりクリーム クリームクリームクリーム チョコパンクリーム

ななつのおと

ななつのおと といかけてみたら わかるかもよ ななつのおと おとなになったら わかるかもよ いまはしらなくて いいんじゃない ななつのおと

水のプール

冷たい夏の音がするから 覗いて見なよ 下からじゃなくて上から見てごらん 裸足で走ってみなよ 冷たい雨が降ったあとだから 転ばないように 駆け抜けてね あともう少しで 君の一番好きな人が ゴールするみたいだよ それを見てから帰りなよ

ポッケ

縫い掛けの 傷んだ心を あなたの手で 封じ込める 優しさに包まれたままの 重さをあなたに 感じてほしいから 緑色に光る針を 細く透き通る その糸の隙間に通す 未だ見ぬ青さに あなたは 触れられるだろうか あなたが生まれた時に見た 青さに照らされた ある日…

踊る花

変わらない方がいいと そのままの君でいて欲しいと 幾度も人々によって 言われ続けてきた花は 失われた蕾を膨らませて こう嘆く あなたの側にいれることが 私の全てではないわ 生まれてきた理由は 分からないけれど 私の存在が形を変えて あなたの元に巡って…

青いあなた

青いあなたに会えたの オレンジになる前のあなたに 青いあなたの元へ足を運んでみたの あなたが深い底に今もいる気がしたから

恥ずかしい

見せないから 急に 眠くなる 今日のやつは もうおしまい 別に明日でも いいんでしょうけれど それが一番恥ずかしい 見えないことって 恥ずかしい

流したあとは見えないから

話すから離して放すから 放すから離して話すから 見ずに水に流して 水を見ずに流すから 握って話して放して 流したあとは見えないから

一個、食べた

一個、食べた 一つ、消えた 二つ、作り 二人で、食べた 三つ、落として 四つ、あげた 五つ、しまって 六つ、放置 七つ、遊んで 八つ、キスした 九つ、飛んで 十つ、消えた

レラルレロ

レラルレロ そんな言葉はないけれど ルレラレロ そんな言葉 知らないけれど ロレルラレ ひっくり返してみて欲しい 意味が分からないけれど 楽しい気分なの

最後の夢

もう見ないと思いつつ また見てしまう夢に テープを貼り 足音を立てないように そっと押さえる 剥がれていく夢の隙間を 縫って塗って縫った夜は あなたの夢を 壊さないように 守り抜く

止められて

先に走って 追いかけて また明日にしようって 止められて

あまいあまい

あまいあまい とろけるとろける おちるおちる きえるきえる これを繰り返して おとなになるんだって あまいあまい あの頃の あの時の 5秒前に そう言われたからさ

出会えないあなた

微かに見える光の線を辿れば あなたに会える気がすると 私の心が叫ぶから 影を落とした あなたに会いたい 消えかけた灯りに照らされた あなたに会える気がすると 鳴り響く音が伝えるから 涙で溢れた あなたに会いたい 会えないのに会いたいと 願うばかりで …

たった一度

たった一度で そんなに変わらないわ たった一度で そんなに分からないわ たった一度で そんなに入らないわ 不思議でしょう しおりを挟んで 今日は寝ましょう

欲しい

忘れちゃいけないって 言わないで 忘れてもいいって 言って欲しい どこまで行ったら 満たされるか 分からないって あなたは言うけれど 温度が上がってくるまでは 待てないって 言って欲しい 胸の鼓動が早くなるまでに 苦しいって いって 欲しい

地球の自転車

あなたの足跡を辿る旅を あなたとしてみたいと 言ったけれど 先にぼくが 深い谷へ下りていくから そこで会おうと言ったあなた 何で行けば 辿り着けるのと 尋ねても 丘をただ、 越えて来てほしいの たった一言 それだけじゃ 分からないわ でもね、 わたしたち…

深夜2時の答え合わせ

そろそろ眠りにつく時間だけれど 重い本を開いてみたいな 下にあるの 取ってきてくれるかな でもやっぱり二人で持ち上げようか 僕も下に行く これっぽっちも君を 寂しくさせないようにするから 下にあるの 僕も取りに行く 君を想う夜が苦しかったんだ 重い本…

ほっぺはりんご

隣にいたら もっとこっちにおいでと 肩を引き寄せ 黙ってる君の ほっぺをつねって やわらかいほっぺが 硬くなるでしょうって 冗談を言って笑わせるの そのままごろんと転がって 君の足のつま先まで じんわりあたたかくて ほっぺがりんご色になったら わたし…