POEM 〜優しい時間〜

ひょんなことから始めちゃいました。詩や文を書くのが好き。気まぐれで書いています。気分は晴れ時々雨、そしてくもり。

強い光を細目で見ている夢を見た

遠くの炎がゆらゆら揺れて

まるで僕らの背を焦がしているようで

果実の甘い香りさえ

わからないほど

赤に包まれていった

泣いても泣いても

いつまでも消えぬ夢の先で

僕の胸の中で息をする君の鼓動が

弾けていたから

なんだか僕

空を見上げてみたくなった

あの日、

僕がいなくなったから

君はいつものところに

いたんだろうな

そうだったんだなって

あの子は笑う